生活習慣病患者が激増しているという背景からも推察できるように、私たち日本人の生活リズムは乱れている傾向にあります。
生活習慣病の原因は、睡眠不足やストレスの蓄積、さらには食生活の乱れ(栄養バランスの偏り)などが挙げられます。
これらの生活習慣の乱れは、生活習慣病に代表される体調不良や重篤な症状を引き起こしてしまうため注意が必要です。
その代表的な症状のひとつに「自律神経の乱れ」が挙げられます。
自律神経とは、私たちが意識せずとも自動的に身体の各機能を調整している非常に重要な働きを担っている神経です。
交感神経と副交感神経のふたつから成り立っています。
しかし生活リズムの乱れやストレスが原因となって、自律神経の働きが鈍ってしまうことがあります。
これを自律神経失調症と呼びます。
自律神経失調症の具体的な症状としては下記が挙げられます。
【身体的な症状】
頭痛・めまい・たちくらみ・動悸・冷え性 など
【精神的な症状】
抑うつ症状・不安感・人間不信・イライラ・不眠症 など
自律神経失調症の厄介なところは【身体的な症状】だけではなく、抑うつ症状などの精神面への悪影響もあるという点です。
一般的に症状を改善するためには心療内科などで治療を受けることになりますが、
根本的な原因を解決するには生活リズムの改善やストレスの鎮静など【自律神経】を乱した原因を取り除く必要があります。
同時に、更年期障害などに代表されるような【ホルモンバランス】の乱れによる自律神経の乱れも挙げられます。
この場合は根本の原因であるホルモンバランスを正常化する必要がありますが、
自律神経を整えることでも、症状の緩和が可能です。
セサミンは自律神経の正常化に大きな効果をもたらします。
そのため、自律神経失調症の症状改善に大きな有用性が期待できる成分と考えられます。
同時に先述した更年期障害にも効果を発揮します。
これはセサミンそのものが女性ホルモンと似た性質を持っているからで、
このことからホルモンバランスの正常化に貢献できるのです。